芸能界を目指す人であれば一度は耳にしたことのある大手芸能事務所”アミューズ”!
大手芸能事務所、と聞くとなんだか気が引けてしまいますよね。
そんな方のために、この記事ではアミューズオーディションについて徹底解説!
この記事を読めば気になる情報がわかります。ここで得た情報をもとに、あなたも夢の第一歩を踏み出してみませんか?
・アミューズについて
・アミューズが主催するオーディションについて
・アミューズオーディションの合格率とその評判
アミューズについて
・会社名→株式会社 アミューズ
・設立→(昭和53年)1978年10月16日
アミューズは設立から40年以上の歴史を持つ芸能事務所であり、現在も120名以上のアーティスト(アミューズでは所属されている方々を一律アーティストという呼び方をします。)が在籍しています。
中でも、サザンオールスターズ、福山雅治さん、星野源さん、吉高由里子さんなど著名な方が多数在籍していることでも知られています。
もちろんここで挙げたのはほんの極一部で、アミューズの在籍アーティスト一覧を見てみると、一度は見聞きしたことのある方々ばかりで、いかにアミューズが大きな事務所であるかがわかります。
また、アミューズにはTVや音楽等のメディアで活躍するアーティストだけではなく、水泳の入江陵介選手や陸上の桐生祥秀選手などのスポーツ選手も在籍しており、芸能界に限らず幅広いジャンルで活動しています。
アミューズが主催するオーディションについて
錚々たる顔ぶれがが揃うアミューズであればきっと輝かしい未来が待っていること間違いなし!
そうとなればオーディションを受けて合格するしかありませんよね。
では、アミューズでは実際にどのようなオーディションが開催されているのでしょうか。
オーディションの種類から審査内容まで詳しく解説していきます。
これを読んでアミューズオーディションへの疑問を解決していきましょう。
アミューズが主催するオーディションの種類
アミューズが主催するオーディションは大きくわけて2種類存在します。
・不定期開催の大規模オーディション
・随時募集形式のオーディション
この2種類です。
どちらのオーディションのほうが良いとは一概に言えません。
しかしながら、当たり前ですが不定期開催ですと次の開催がいつかはわからないので、今すぐにでも挑戦してみたい!!という方は随時募集のオーディションに応募することになるでしょう。
では、ここからは2つのオーディションのそれぞれの特徴と審査内容についてみていきましょう。
不定期開催の大規模オーディションについて
不定期開催、と言われてまず気になるのはどのくらいの頻度で開催されているか、という点ですよね。
結論から申しますと、本当に不定期です。(一番求めてない回答ですみません。。。)
というのも、ここ数年で行われていたアミューズの全国規模のオーディションは以下の通りです。
・2009年→「THE PUSH!マン~あなたの周りのイケてる子募集~」
・2014年→「アミューズオーディションフェス2014」
・2021年→JUNON×アミューズアイドルオーディション「あなたの推しを教えてください #推しエール」
そうなんです。
以上のことからもわかるようにアミューズの大規模オーディションは不定期なことはもちろん、なかなか頻繁には開催されないという特徴がございます。
また、この3つのオーディション名が異なることからもわかると思いますが、それぞれの大規模オーディションにおいて様々な手法で開催されています。
例えば、2009年に行われたオーディションであれば、その名の通り他薦でのみ応募できる形式でした。
ちなみにこのオーディションで華々しく芸能界デビューを果たしたのが、今をときめく若手人気俳優の野村周平さん(当時15歳)や、吉沢亮さん(当時15歳)です。
そうかと思えば2014年に行われたオーディションでは、全国7都市の会場において書類選考なし!全員面接!という異例な形で行われました。
この形式は応募者にとっては書類だけではアピール仕切れない部分を直接伝えることのできる大チャンスですね!
もちろん、このオーディションでグランプリに輝いた方も今大注目の女優さんに成長されていますよ。若手女優の登竜門ともいわれる朝ドラで主演に大抜擢された清原果耶さん(当時12歳)です。
また、大規模オーディションのもう一つの特徴はなんと言ってもグランプリや準グランプリには高額な賞金が贈られる点です!
意外にもこの賞金を目当てで挑戦して合格した、なんていう芸能人もいるんですから驚きですよね。
具体的な審査内容についてはアミューズが運営するオーディションの公式Twitter等においても明かされていません。
しかしながら、歴代の大規模オーディションの選考は大体同じ流れのようです。
大規模オーディションでの歴代選考フロー
書類審査(オーディションの形式によって書類選考なしの場合もある)
↓
面接(書類選考が無かった場合も再度じっくり面接)
↓
合宿審査
↓
観客を入れての最終選考
期間としては、書類選考の応募期間を除くと約2ヶ月でこれらの選考が行われています。
この選考の流れの中でポイントとなるのが合宿審査です。
その時行われているオーディションでの募集部門によってレッスン内容は異なりますが、歌やダンス、演技など実際の芸能活動において必要とされる要素のレッスンを受けるようです。
そして、そこでの成果やこれまでの審査を元に最終選考に進む人が決められます。
2021年8月現在開催中のオーディション、JUNON×アミューズアイドルオーディション「あなたの推しを教えてください #推しエール」ではアミューズの公式YouTubeチャンネル上でレッスン風景が公開されているので参考にしてみてはいかがでしょうか?
https://twitter.com/oshiyell/status/1425792614264053760?s=20
大規模オーディションの特徴
・オーディションは不定期開催。
・自薦や他薦、全員面接など様々な手法で一次選考が行われる。
・審査内容の詳細は明かされていないが、ほとんどの大規模オーディションにおいて合宿審査が行われている。
随時募集形式のオーディションについて
ここからはアミューズが随時募集形式で行っているオーディションについて解説していきます。
そもそもなぜ、大規模オーディションをやりながらも随時募集も行っているのでしょうか。
それは芸能界でスターを目指すためには十分な準備期間が必要だからです。
よく一般的なイメージでは、芸能事務所に入ればすぐに映画やTV、雑誌といったメディアに登場して人気者になれる、と思われる方が多いですが実際にはそこまで甘くありません。
芸能事務所がオーディションで合格させているのはいわゆるダイヤの原石です。
事務所に所属後日々のレッスンを受け、その後映画やドラマなどに出演するためのオーディションを受け、合格すればそこからやっと世間に認知され始めるのです。
実際に、前段でご紹介した大規模オーディションの合格者である野村周平さんや、吉沢亮さんたちも合格した時の年齢は若干15歳という若さでしたが、世間的に人気になったのはここ数年。
つまり、それだけの月日が経過しているというわけです。逆を言えば、俳優などの職業は連ドラを見ていればよくわかるように、20代〜30代前半が一番脂の乗った時期であることから、その年齢までに十分な準備を整え、足場を整える必要があります。
ですから、数年に一度の大規模オーディションだけでは貴重なダイヤの原石を見つけられずに埋もれさせてしまう危険性があるというわけです。
またこうも言えます。アミューズのような大手事務所であればその子が大人になった時に輝くかどうかを見極める力があるため、早い段階から育てたいと考えています。つまり、ある程度大きくなってからアミューズに所属したいと思うのであれば時間との勝負なのです。
では、どのようにオーディションに応募するのか。
それはアミューズ公式HPのアーティスト募集ページから応募するだけです。
Q アミューズに所属したいです。
A 応募フォームより必要事項を入力の上、ご応募ください。
専属スタッフによる審査後、合格者にのみに3ヶ月以内にアミューズよりご連絡いたします。
引用:アミューズ公式HP
アミューズ公式HPの応募フォームを確認すると、応募資格には6歳以上の方、とだけ記載がありました。
これなら子供の頃から目指すことも、大人になってから第二の人生への挑戦としても応募できます!
また、応募フォームに入力する内容自体に時間がかかりそうな志望動機等などの難しいものが無い点も良いですね。
無事、書類審査に通過すると次に待っているのは、面談です。
こちらの面談はオンラインでも実施可能ということなので、地方の方でも安心ですね。
では実際にどのような面談が行われるのか、詳しい内容が気になるところですが残念ながらこちらも審査の詳細に関しては公開されていません。
Q 審査内容が知りたいです。
A 審査内容についてはお答えしかねます。
引用:アミューズ公式HP
またこちらに関しては選考のフローなどの情報も公開されておらず、面談で合格すれば入所できるのか、それともその後まだ審査が続くのか、恐らくはその人次第であると言えるでしょう。
確かに大規模オーディションに比べると不明瞭な点も多いですが、思い立ったらすぐに行動に移せることは最大のメリットとなるでしょう。
随時募集オーディションの特徴
・随時募集しているからいつでも応募できる。
・応募資格は6歳以上であることのみ。
・審査内容、選考についての詳細は公開されていない。
アミューズオーディションの合格率について
著名スターが多数所属しているとなれば、オーディションもさぞ倍率が難しいものだろうと予想がつきますよね。
実際その通りです。合格率は非常に低いものといえます。
ここでは、冒頭でご紹介したアミューズが主催する2つのオーディション、
・大規模オーディション
・随時募集形式のオーディション
以上のオーディションについてそれぞれの合格率を解説していきます。
まずはじめに、大規模オーディションについて歴代の応募者数と合格者(=入賞者)を見てみましょう。
このように比べてみると若干応募者数が少ないとも思える2021年のオーディションであっても、合格率は約0.0005%と非常に低いものであり、他の2つに関しては約0.0001%という想像もつかないような数字です。
応募者数 | 合格者(入賞者)数 | 合格率 | |
2009年 THE PUSH!マン〜あなたの周りのイケてる子募集〜 | 31,514人 | 5人 | 約0.0001% |
2014年 アミューズオーディションフェス2014 | 32,214人 | 5人 | 約0.0001% |
2021年 あなたの推しを教えてください #推しエール | 8,351人 | 5人 | 約0.0005% |
しかしながら、ここで合格した方々の現在の輝かしい実績を考えれば妥当と言えるでしょう。
では、随時募集形式のオーディションの合格率はどうなっているでしょうか。
これに関しては詳細なデータは公開されておらず、合格率など詳しいことはわかりませんが、ネット上には合格の声もチラホラ上がっているようですから、合格者がいないというわけではないようです。
アミューズ一次審査通った
— なり (@naritaka0507) October 15, 2012
ただ随時募集をかけているということは、それだけの数の応募が日々事務所に届いているということになりますので、こちらの合格率も決して高いとは言えないでしょう。
なぜなら、アミューズの随時募集形式のオーディションはレッスン生や研究生などを募集するための養成所といった位置付けのものではないからです。
アミューズオーディションの評判について
さて、ここまでアミューズオーディションの種類や合格率などに触れてきましたが、これを読まれている方の多くが芸能界での華々しい活躍を目標とされていることでしょう。
そうなると気になるのは、アミューズに合格すればどんな未来が待っているのか、という評判ですよね。
結論から申しますと、アミューズオーディションに合格しても必ずしも活躍できる!!というわけではないようです。
キッズ部門から卒業してそのまま各部門に行くのかと思ったらそこからアミューズ内オーディションがあるんだな…
— ててん (@tnsk4m) September 16, 2021
アミューズは15歳のときに
マネージャー全員を前にオーディションがあるそうです
そこで手が上がらないと契約更新ナシか新人開発部とのこと。なので10代の輝きはうつくしいのです— Nüta調味料ぅ@佐藤 (@LeningradCowbo2) September 19, 2021
アミューズは大手事務所の中ではHP上に掲載されている在籍タレントの数が比較的少ないような印象を受けますが、
こういった情報を見る限りでは、たとえ一度合格したとしても契約期間中に結果を残せなかったりすると、容赦無く契約打ち切りになってしまうこともあるようです。
しかしながら、このような厳しい環境の中で切磋琢磨しあっているからこそ、多くのスターを生み出すことができているとも考えられます。
ですから、芸能界を目指す方はチャンスを掴みにオーディションを受けてみてはいかがでしょうか。
アミューズオーディションのまとめ
・オーディションには不定期開催の大規模オーディションと随時応募できるオーディションの2種類がある。
・オーディションの審査内容は詳しく公開されていない。
・オーディションの競争率は非常に高く、合格するのは簡単ではない。
・アミューズオーディションで合格しても、誰もが芸能界で活躍できるというわけではない。