華やかな「エンターテイメント業界」で活躍する「芸能人」を目指す最初のステップとして、「東京アナウンス学院」へ入学を考えているのではないでしょうか。
そんな「東京アナウンス学院」へ入学を考えている方の中には、
「評判は良い?悪い?」
「専門学校通うのに、どのくらいの学費が必要?」
「どのような入試方法がある?」
といったお悩みを持っていませんか?
そんな方に向けてこの記事では、「東京アナウンス学院」の
- 評判
- 学費
- 入試方法
について解説していきます。
東京アナウンス学院はどのような専門学校?
1971年にTBSの教育事業本部が設立した専門学校です。ここでは「エンターテイメント業界で活躍できる人を育成する場所」として、5つの学科が用意されており、専門課程を2年間学ぶこととなります。
その5つの学科とは、
- 放送声優科
- 芸能バラエティ科
- 演技科
- アナウンス科
- ダンスパフォーマンス科
となっています。それぞれの学科を詳しく見ていきましょう。
放送声優科
日本初の声優教育機関として40年以上の実績を持っており、2022年度の募集定員も190名超えと全学科の中でも1番多い募集人数になっており、特に力をいれている学科です。アニメ、外画、ゲーム声優はもちろんのこと、アニソン、キャラソン歌手を目指すこともできます。
実力派声優100名以上輩出しており、卒業生の中には、寺島 拓篤さんや、保志 総一郎さん、佐藤 聡美さんなどがいらっしゃいます。
芸能バラエティ科
「芸能バラエティ科」となっていますが、主に「お笑い芸人」を目指す人向けのカリキュラムとなっており、ビビる 大木さん、原口 あきまささん、柳原 可奈子さんが卒業生にいらっしゃいます。様々なお笑い養成所よりもレッスン量(時間)が豊富で、2年間という長い期間でじっくり基礎から学べるのが特徴です。
また、独自のシステムに「タレント青田買いシステム」があり、普段の授業や学内お笑いライブ、学内オーディションなどへ放送作家やプロダクション関係者を頻繁に招いており、デビューへ向けてバックアップしていく環境が整っています。
演技科
テレビや映画、舞台など、様々なジャンルで活躍できる俳優や、アクション俳優やミュージカル俳優を目指せます。発声、滑舌、感情表現といった基本を学びながら、自分の“武器”を得るために多岐に渡る様々なカリキュラムが準備されています。
アナウンス科
「言葉で伝える」プロを育てるカリキュラムが用意されており、目指す職業としては、スタジアムDJや球場アナウンサー、またイベントやブライダルMCなどがあります。
ダンスパフォーマンス科
ヒップホップ、ハウス、ポップ、ロック、ジャズの必修5ジャンルのダンスを、第一線で活躍している一流ダンサーから直接指導を受けることができます。また、プロのダンサーとして活躍していくために必要なインストラクター実習、社会常識など、ダンスに関わる周辺分野の知識も身につけることができる環境です。
東京アナウンス学院の評判は?
東京アナウンス学院の評判は、良いです。しかし、中には悪い評判も見受けられるので、ここでは、
- 良い評判
- 悪い評判
について解説していきます。
良い評判
基礎を学ぶための環境としては、非常に充実しているところがあげられています。
- 業界で活躍しているプロの講師から直接教わることができ、現場での話等も聞くことができる。
- 必須科目は、しっかり基礎から学ぶことができ、選択科目は、空いているコマにどれだけ詰め込むかが勝負になる。
- 落語や日本舞踊、舞台製作等様々な選択科目が用意されている。
- 教室の広さは、クラス全員(約20名)が寝転べるくらいで、選択科目にあった設備が本物同様に整っている。
また、多くの有名芸能人がデビューしていることもあるので、
- 実際の授業では、業界で活躍されている方が講師として指導
- 現場の話や業界のことを間近で聞けるチャンス
- 実際の現場と同じような環境で授業を受けることができる
といった環境が整っていることがわかりますね。
悪い評判
卒業したからといって、すぐ事務所の所属に決まるということは難しいのが現実です。
オーディションに出るなどして個人で頑張るしかない。
サポートもほどほどにしてくれるが、あまり頼れない。
卒業後もバイトをして夢を探し続ける人も多数。
引用:専門学校東京アナウンス学院の口コミ 評価高い順 |みんなの専門学校情報
卒業後は別の養成所やオーディションを改めて受けて、デビューする人が多いようですね。
東京アナウンス学院の学費は高い?
他の専門学校と比べると、安いです。
東京アナウンス学院の学費は、入学金や前期、後期授業料、設備費等合計すると、
- 1年次 約140万円
- 2年次 約120万円
と2年間で約260万円の学費が必要になります。また学費とは別に費用が掛かるものもあり、教科書や教材費であれば、選択した学科によっては、約5,000円~25,000円、また教室鑑賞費や、クラス合宿費、卒業諸経費等と、様々なことにお金が必要になってきます。
他の専門学校と比べてみましょう。
入学金 | 1年次学費 | 2年次学費 | 合計 | |
東京アナウンス学院 | 20万円 | 120万円 | 120万円 | 260万円 |
アミューズメントメディア総合学校 | 10万円 | 120~130万円 | 120~130万円 | 250~270万円 |
日本工学院専門学校 | 20万円 | 110~130万円 | 100~120万円 | 230~270万円 |
この表から、比較的学費が安いことがわかります。また、他の専門学校は学科によって学費に差がありますが、東京アナウンス学院は、学費が同じということもわかりますね。
東京アナウンス学院の入試方法は?
また入試方法として、
- AO入試
- 推薦入試
- 一般入試
と3つの入試方法があります。
AO入試
新卒者、既卒者ともに、最も早い9月から出願をすることができる入学制度になってます。ただし、AO入学エントリー(AO入学出願資格認定審査)に合格しないと、出願できないので注意が必要です。
AO入学エントリー(AO入学出願資格認定審査)では、書類審査と審査員に直接自己PRをすることができる面接があり、エントリーが通過したらいよいよ出願することができます。
AO入学特典として、合格してから入学するまでに、アドバイス(課題)やプレスクールを受けることができるので、一足早く東京アナウンス学院の授業の雰囲気を味わうことができるので、第1志望の方には嬉しい特典になりますね。
推薦入試
こちらは、書類選考のみになります。志願票の自己PRや推薦者別の推薦書により、受験者の今までの経験や活動をもとにして評価される入試方法です。
推薦方法も4種類あり、
- 学校推薦入学:高校・大学・短大・専門学校による推薦
- 東放学園教職員推薦入学:東放学園教職員による推薦
- 自己推薦入学:出願者本人による推薦
- 東放学園卒業生推薦入学:東放学園の卒業生による推薦
となっています。
一般入試
書類と面接にて審査されます。大学や短大と併願を考えている人は、この入試方法になります。面接にて、審査員に直接自己PRをすることができますので、書類だけでは伝えきれなかったところは、ここでアピールしましょう。
面接会場は東京会場と全国5会場(札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)に設けられ、またオンラインでも実施されています。
まとめ
ここまで「東京アナウンス学院」のことについて解説してきました。
- 様々なカリキュラムが用意され、自分の武器をつくる授業を受けることができる
- 2年間で約260万円学費が必要になり、他にも諸経費が掛かってくる
- 「AO入試」「推薦入試」「一般入試」と3つの入試方法から受験可能
ということがわかりましたね。
エンターテイメント業界で活躍するには、結果的に少し遠回りになってしまうかもしれませんが、専門学校で1からしっかり基礎を学び、そこからデビューを掴むため、様々な養成所やオーディションにチャレンジしてみてはどうでしょうか。