BTSやTwice、BLACKPINKなど、韓国だけでなく日本でも圧倒的に人気があるk-popグループ。年末にある「紅白歌合戦」にも参加するk-popグループも増えてきており、ダンスや歌唱に魅了されk-popグループに入りたいと思う人もいるのではないでしょうか。
そんな人達の中で、
「歌やダンスが未経験だけど、受けることができるk-popオーディションってある?」
「初心者や未経験向けのk-popオーディションってある?」
という、疑問を持っていると思います。
そこで、この記事では
- 未経験でも受けられるk-pop(韓国)オーディション情報5選
- k-pop(韓国)オーディションに未経験でも受かるためのポイント
- 未経験からk-pop(韓国)オーディションに合格した人達
について解説していきます。
未経験でも受けられるk-pop(韓国)オーディション情報5選
ダンスや歌が未経験でも受けることができる、おすすめのオーディションを5つ紹介します。
k-popと言えば韓国の事務所に応募するのが主流ですが、日本からでも挑戦することができるオーディションがあります。
そこで、
- 韓国事務所主催のオーディション
- 日本事務所主催のオーディション
それぞれについて、詳しく解説していきます。
韓国事務所主催のオーディション
韓国の事務所主催のオーディションはどのようなものが開催されているのでしょうか。
- SMエンターテイメント
- YGエンターテイメント
- JYPエンターテイメント
- HYBE LABELS
それでは、それぞれのオーディションについて見ていきましょう。
SMエンターテイメント
「SMエンターテイメント」は、可愛いやかっこいいなどの王道アイドル系なグループが所属している事務所になります。
所属アーティストとしては、BoA、東方神起、少女時代など日本でも活躍しており有名な人達ばかりです。
応募資格
それでは、毎月開催している事務所オーディションの応募資格を見ていきましょう。
国籍、性別、年齢は問わない
こちらは、オンラインではなく東京にて行われる対面式オーディションになります。先着で100名程度となりますので、挑戦してみたいと思ったら、早めに応募しましょう。
また、このオーディションは日本以外にも、アメリカ、中国、ベトナムでも現地開催されており、世界から優秀な人物を見つけたいという狙いがあるかもしれませんね。
オーディションの流れ
グーグルフォームから事前エントリーを行います。
- 氏名
- 年齢
- 国籍
- 性別
- 住所
- 連絡先
オーディションの詳細な案内が到着した後、現地にて対面オーディションとなります。個人面接というよりは10名程度のグループ面接が予想されるので、1人あたりのアピール時間はかなり少ないと考えられます。
また、自分の得意な歌唱であったりダンスの披露も考えられるので、1番自信がある部分で勝負しましょう。
YGエンターテイメント
「YGエンターテイメント」には、BIGBANGやBLACKPINKなどが所属しており、かっこいい系やカリスマ重視のグループが所属しています。傘下に「YGエンターテイメントジャパン」という日本法人が設立され、日本で練習生としてレッスンを受けることも可能です。
事務所の毎月開催オーディションだけでなく、男性グループや、グローバルグループの大型オーディションが開催されたりと、活発にオーディションが開催されています。
2005年頃より海外へ市場を広げており、中国やアジアの音楽レーベル会社と企業提携を結んでいます。韓国だけにとどまらず、世界へ向けて発信している事務所だと言えますね。
応募資格
それでは、事務所が毎月開催しているオーディションの応募資格を見ていきましょう。
- 10歳~20歳であること(○○年~○○年生まれと指定あり)
- 国籍、性別を問わない
ボーカル、ラップ、ダンスなど応募できる部門が決まっているため、参加部門は確認しておきましょう。また、応募人数が多い場合は抽選で100名前後しか応募できないので注意が必要ですね。
オーディションの流れ
まずは、書類審査として応募シートを作成して応募します。
- 氏名
- 年齢
- 国籍
- 性別
- 住所
- 連絡先
- 添付ファイル(歌唱やダンスなど)
動画を添付する際には、以下の点に注意しましょう。
- 画像と音声は粗くなっていないか
- 歌っている時、ダンスしている時に自分の顔や全身が映っているか
また、動画はなるべく3ヶ月以内に撮影したもので応募しましょう。
その後、合格者のみ連絡が入り、Zoomによるオンライン審査となります。審査員と1対1の面接になるので、質問にはきちんと答えることができるように準備しておきたいのと、歌唱やダンスの披露も予想されるので、あわせて準備しておきたいですね。
JYPエンターテイメント
「JYPエンターテイメント」は、開催しているオーディションの数が多いことで知られています。対面式のオーディションはもちろんのこと、オンラインでのオーディションも毎月開催されているため、未経験の人にはハードルが低くなるため応募しやすいかもしれませんね。
TWICEやNiziUなど、人柄重視で応援したくなるようなグループが所属しています。
応募資格
オンラインオーディションを受ける場合の、応募資格を見ていきます。
年齢、性別、国籍は問わない
制限されるものが何もないため、初めてのオーディションとして応募しやすいですね。
オーディションの流れ
オーディションサイトの応募フォームから、下記項目を入力して応募します。
- 名前
- 国籍
- 生年月日
- 性別
- 身長、体重
- 連絡先
- 添付ファイル(音源や動画)
- 自己紹介(経歴や趣味、特技など)
書類審査を通過すると、面接官とのオンライン面接審査となります。オンラインではありますが、面接審査も2回か3回程度行われるのではないかと予想されます。
オンラインオーディションとは別に、毎月開催のオーディションでも250名程度の応募人数を制限しています。それと同時に開催されているオンラインオーディションとなるため、応募のハードルは低くなりますが、審査員の目に留まるようでないと書類審査は難しいかもしれません。応募する際には、添付する動画や自己紹介には力を入れておきたいですね。
このオーディションに合格したら、専門的なトレーニングシステムに参加する機会が得られます。よりレベルの高いパフォーマンスができるレッスンを受けることができそうですね。
HYBE LABELS
「HYBE LABELS」の傘下にあたる、「HYBE LABELS JAPAN」が開催する常時開催オーディションです。
BTSやLE SSERAFIM(ル セラフィム)が所属しており、k-popグループ界では、新しい勢力となりうる芸能事務所となっています。
応募資格
それでは、応募資格を見ていきましょう。
- 22歳までの男性、女性(○○年以降生まれの指定あり)
- 芸能事務所にどこにも所属していない人
このオーディションでは年齢の制限がついているので、応募する際は注意しましょう。
オーディションの流れ
まずは、サイト上の応募フォームからエントリーシートを入力して応募します。
- 名前
- 国籍
- 生年月日
- 性別
- 身長、体重
- 連絡先
- 語学スキル
- 添付ファイル(音源や動画)
ダンスか歌唱の動画の準備が必要になります。動画は長くても1分程度にしましょう。
オーディション内容は非公開とされており、また口外も禁止されているため詳しいところまではわかりません。しかし、サイトより3次審査までは予定されているため、面接官との対面の面接審査や、実技審査などが考えられます。
このオーディション合格後は、HYBE LABELS JAPANの練習生となります。
今回のオーディションに不合格であったとしても、前回の応募から1か月以上経過すれば、再度応募することは可能です。またレッスンや実力をつけてから受けることもできますので、諦めずにオーディションに挑戦してみましょう。
日本事務所主催のオーディション
いきなり韓国の事務所オーディションを受けるのは、ハードルが高いと考える人もいると思います。
日本の芸能事務所でもk-popのオーディションは開催されているため、実力をつけてから韓国の事務所オーディションに挑戦することも可能です。
K-POP PROJECT
ミライグループが開催している「K-POP新人育成オーディション」。このオーディションでは、すぐ韓国でk-popグループとしてデビューできるというわけではなく、日本で韓国語やダンス経験を積んでから、韓国プロダクションのオーディションを受けてデビューすることを目標としています。
またオーディション開催期間は設けられていないため、随時開催されていると考えられます。思い立ったらまず応募してみましょう。
応募資格
それでは、どのような人が応募できるのでしょうか。
- 11歳から25歳までであること
- 心身共に健康な男性、女性
ダンスや歌唱経験などは問われていないため、初心者や未経験の人には応募しやすいですね。
オーディションの流れ
それでは、オーディションの流れについて見ていきましょう。
まずは、応募フォームより下記項目を入力します。
- 氏名
- フリガナ
- 住所
- 携帯電話
- メールアドレス
- 生年月日
- 性別
オーディションは選択制が採用されており、「自己PR」、「歌」、「ダンス」の中から披露することになります。「歌」や「ダンス」ではレベルの高いライバルと戦うことになるので、「自己PR」を選ぶのも一つの手かもしれません。日本の事務所開催のため、将来性やk-popグループとして活躍していきたい気持ちをアピールしていきましょう。
オーディションに合格すると合格者面接があり、下記のような流れでk-popデビューを目指すことになります。
- プロジェクト(レッスン)スタート
- k-POPダンス、歌、韓国語マスター
- 国内イベントステージ出演
- 韓国のプロダクションのオーディション参加
- 韓国のプロダクションに所属
- k-popグループとしてデビュー
レッスンでは、日本で本格的なk-popトレーニングを受けることができます。またダンス講師にはk-popグループのバックダンサー務めた経験のある人達が参加しているため、実際の雰囲気などいろいろなことを聞くチャンスがあるかもしれませんね。
経験者だと優遇されるオーディション
未経験でも受けることができるオーディションの中には、経験者だと優遇してくれるオーディションもあります。オーディションを有利に進めたい人は、応募してみましょう。
LIZ ENTERTAINMENT
「k-popアイドルデビューへの挑戦」をコンセプトとした日韓合同オーディションの「NEXT LIZ PROJECT」。このオーディションは、k-popアイドル追加メンバーのオーディションでもあります。
募集の際に、ダンスや歌唱経験、韓国語スキルは問わないとしていますが、経験がある場合はオーディションを優遇して審査することを明記しています。
応募資格
応募資格を見ていきましょう。
- 満25歳以下の日本在住の女性であること
- 国籍は問わない
- 合格後、韓国に渡り、練習生としてトレーニングを受けることができる人
年齢の上限が25歳となっているので、ダンスや歌唱経験がある人が多いことが考えられますね。
オーディションの流れ
このオーディションはSHOWROOMを使用した、LIVE配信審査が必ず行われるのが特徴となっています。配信を見てくれる人を魅了することができれば、ダンスや歌唱経験が全くなくても決勝までいけるチャンスがあるということがわかりますね。
- 予選 LIVE配信審査
- 準決勝 LIVE配信審査と動画審査
- 決勝 LIVE配信審査とオフライン面接審査(都内会場)
動画審査や面接審査では、ダンスや歌唱、自己アピールを披露することになります。経験者にとっては、ここで未経験の人と差をつけることができるので、しっかりアピールしていきましょう。
k-pop(韓国)オーディションに受かるためのポイント
未経験の人でも受けることができるオーディションがあることはわかったけれども、日本よりもレベルが高いため合格することがとても難しいと考えてしまいますよね。
そこで、未経験の人でも受かるためのポイントがこちらです。
- ダンスや歌唱スキルを身に着けておく
- 韓国語をマスターする
それぞれ、見ていきましょう。
ダンスや歌唱スキルを身に着けておく
日本のアイドルグループの中には、成長していく過程を応援するというスタイルがあるため、ダンスや歌が未経験でもデビューすることができます。
しかし、世界から見てもレベルが高いk-popグループは、ダンスや歌唱のレベルが高い状態でデビューしているグループがほとんどです。そのため、事務所オーディションに合格したとしても、ダンスや歌唱のスキルを身に着けることができなければ、何年間も練習生として過ごすことになります。
オーディションを受ける前に、ダンススクールでリズム感を養ったり、基礎ステップが踏めるようになったりと基本的な部分はできるようにしておきたいところですね。
韓国語をマスターする
主に韓国で活動していくことを考えた時、韓国語を話すことができるのは最低の条件となります。韓国語が分からなければ、歌詞の意味を理解できなかったり、ダンスなどで講師の指導を聞くことができません。
韓国グループでデビューしたいと考える人は、日常会話からでも良いので、早い段階から語学レッスンを受けることが大切となってきます。
未経験からk-pop(韓国)オーディションに合格した人達について
様々な事務所からたくさんのオーディションが開催されていることがわかりましたが、未経験からオーディションを受けて合格した人達がいるのか気になりますよね。
実際に、未経験からオーディションに合格した人達はこちらになります。
- 中本悠太さん(NCT)
- NOAさん
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
中本悠太さん(NCT)
引用元:シネマトゥデイ
2012年に日本で開催されたSMエンターテイメントグローバルオーディションに合格し、初の日本人練習生として韓国へ渡りました。
オーディションを受けた時はダンスも歌も未経験だった中本さんでしたが、必死のダンスや歌唱の練習、また韓国語を独学で習得し、2016年にNCT127のメンバーとしてデビューを果たします。
今では、インスタグラムのフォロワー数が日本人男性トップの800万人を超えており、世界から注目を集めています。
NOAさん
引用元:アミューズ
BIGBANGに憧れて、ダンスや歌を習った事がないまま12歳で渡韓したNOAさん。YGエンターテイメントのオーディションを受けて初めての日本人練習生となりました。約7年間練習生として活動していましたが、ONE OK ROCKのコンサートをきっかけに、グループよりもソロアーティストとして活動していきたい気持ちが強くなったそうです。
その後YGエンターテイメントを退所し、アミューズに所属し活躍しています。
まとめ
ここまでで、k-popグループのオーディションについて解説してきました。
- 韓国、日本それぞれの事務所でオーディションが開催されている
- オーディションに受かるためには、ダンスや歌唱スキルは身につけておきたい
- ダンスや歌が未経験でもオーディションに合格した人達がいる
ということがわかりましたね。
k-popグループは韓国だけでなく、世界で活躍するグループもたくさん増えてきています。ダンスや歌唱はレベルが高いものが要求されてくるので、未経験であったとしても早い時期から練習を積み重ねていけば、叶えることができる可能性があります。少しでもオーディションが気になったら、まずは応募するところから始めてみることをおすすめします。