スクールjcaは、お笑い芸人が多く在籍する芸能事務所「人力舎」が開校したお笑い養成所です。
1992年に開校してから多くのお笑い芸人を輩出し、卒業後に人力舎に所属できなくても他事務所で活躍する芸人が多いことで知られています。
そんなスクールjcaについて
「評判が知りたい」
「どんなオーディションなのかな?」
「学費ってどれくらい?」
このような疑問をお持ちの方に、この記事ではスクールjcaの
・評判
・オーディションの内容
・合格率
などについて解説します。
スクールjcaの評判
スクールjcaは、人力舎が若手お笑い芸人・タレントを発掘・育成のために設立された養成所です。
お笑いコンビのアンジャッシュの児島一哉さんや渡部建さんをはじめアンタッチャブルの柴田英嗣さんや山崎弘也さんなど多くの芸人を輩出しています。
では、スクールjcaの評判はどういったものがあるのでしょうか。
スクールjcaの悪い評判ですが、
・学費が高い
・卒業後に人力舎に所属をするのが大変
良い評判については
・在校生によるライブのチケットが完売になるほど人気
・オープンキャンパスで現役の芸人による特別授業が開催されている
・少人数のクラスで授業は厳しくない
このような評判がありました。
では、それぞれ詳しくみていきましょう。
悪い評判
まずは悪い評判です。
学費が高い
スクールjcaの学費は他の養成所と比べて高いといわれています。
@hidebase 通りすがりですが、人力舎のスクールJCAの方が学費高いみたいですよ。
— 金平糖流星群 (@shunkanshunkan) June 22, 2013
卒業後に人力舎に所属をするのが大変
卒業までに実力を示さなければ人力舎に所属をするのは難しいようです。
俺だったら絶対、養成所行くならNSCかスクールJCAにするのに。スクールJCAは卒業してから人力舎に所属するのが大変やけど。
— 金属ラジオあります (@yamada92j) June 22, 2015
良い評判
次に良い評判を見ていきます。
在校生によるライブのチケットが完売になるほど人気
スクールjcaの在学生によるライブは満席になるくらい大好評なんですね。
[スクールJCA]26期生ライブ開催 2月20日(火) 21日(水) @新宿Fu- https://t.co/6DQb3nfRAk
当券ないんだ!すごいな— なおさん (@na__Dr) February 16, 2018
オープンキャンパスで現役の芸人による特別授業が開催されている
オープンキャンパスの特別授業は、スクールjcaへの入学を検討している17歳~30歳までの男女が対象でスクールjcaオフィシャルサイトの応募フォームより申し込む必要があります。
アンタッチャブル柴田がスクールJCAで特別授業「本気でネタ作りしたいなら」 (お笑いナタリー) - LINEアカウントメディア https://t.co/CEDEnvHIqs #linenews @news_line_meさんから
へぇー!
お笑い芸人を目指している訳ではないけれど、絶対得られるものあるよなあ、講義受けたい!— たむ (@tamu_03610thm) December 14, 2018
では、スクールjcaの実際の授業がどのような内容なのか気になりますよね。
1年間で演技や表現力、発声練習をベースに勉強します。あと、ネタの作り方も養成所で教わりますね。
引用:アマノ食堂
芸人になるためには、ネタが面白いだけではなく発声の方法や表現力が求められるんですね。
少人数のクラスで授業は厳しくない
少人数でじっくり教えてもらえるのは安心ですよね。
少人数体制ですのでガンガン前にでなくてもネタが面白ければ上に行けます授業自体はまったく厳しくありません...
引用:Yahoo!知恵袋
スクールjcaの合格率
スクールjcaでは合格率を発表していません。
しかし、スクールjcaの合格率は10%~33.3%ではないかと思われます。
なぜなら、スクールjcaと同じような規模のお笑い養成所の入学者数を元に算出すると合格率は10%~33.5%と考えられるからです。
前述のように、スクールjcaでは合格者を公表していないので不明ですが上記では受験者300~1000人の計算をしています。
参考までに、大手お笑い養成所の入学者数を記載します。
・松竹芸能タレントスクールは約100人
・ワタナベコメディスクールは約300人
・NSC(吉本総合芸能学院)は東京・大阪校の各校で約500人
また、スクールjcaではアンジャッシュの児嶋一哉さんのように補欠合格者も出る可能性もあり合格の望みはありそうですね。
もう全然目も合わせない、声も小さい、ちょっとヤバいやつって感じだったらしいですよ。当時入校料が60万円だったと思うんですけど、「60万払えるか」って言われて、「払えます」って言ったら、「まぁ、じゃあ補欠合格で」みたいな感じ(笑)
引用:文春オンライン
スクールjcaの学費はどれくらい?
スクールjcaの学費を検索すると「高い」という意見がありますが実際はどうなのでしょうか。
以下、スクールjcaの学費の内訳になります。
在籍期間 | 1年間 |
学費 | 60万円(入学金・授業料を含む) |
また、学費60万円は入学前に一括納入を原則としています。
一括払いするには金額が大きく、分割で支払いたいと思われる方がいらっしゃると思います。
残念ながら、スクールjcaでは分割払いは行っていません。
ただし、早期合格者に限り手付金10万円を支払えば残りの50万円の支払いを延長することが可能です。
尚、早期合格者とは11月のオーディションに合格した方を指しています。
スクールjcaの応募の流れ
スクールjcaでは、募集を11月・2月・4月に行っています。
まず、応募するには注意事項がいくつかあるのでチェックしておきたいですね。
・応募資格
・専用の出願書を取り寄せる
・願書を郵送
といった3点です。内容を見ていきましょう。
応募資格
スクールjcaの応募資格には年齢制限があります。
応募資格 | 17歳(高校卒業予定の方)~30歳の健康な男女
他の教育機関に在籍していない |
また、大学4年生(になる方)も入学可能です。興味がある方は相談されてみてはいかがでしょうか。
専用の出願書を取り寄せる
スクールjcaに応募するには専用の出願書が必要です。
出願方法
この出願書はオーディション用の資料になるので慎重に記入できるといいですね。
願書を郵送
願書の提出は郵送のみになります。
送付に必要な要項がいくつかあるので確認したいと思います。
以上3点を同封の上、受付期間までに郵送しましょう。
また、出願の合否は郵送で通知されます。
スクールjcaのオーディションの内容が気になる
スクールjcaの入学試験は、オーディションの形式になっています。
・書類選考
・面接
尚、選考・試験の費用は不要です。
それでは、スクールjcaの入学試験について解説します。
書類選考
スクールjcaに提出する応募書類についてですが、規定の出願書のみ受けつけています。
また、出願書を印刷する際は用紙をA3サイズに設定しましょう。
出願書に添付する写真は、3ヶ月以内に撮影した全身と正面を向いた上半身の2点です。
次に、出願書の項目に記入する内容を確認していきます。
加えて記入の際に、スクールjcaでは面接の形式を応募者が対面・ZOOMをどちらか選べるのですが出願書に明記する必要があるので事前に決めておきましょう。
・名前
・住所
・本籍
・家族構成
・職歴または芸歴
・相方の有無
・面接の希望の形式を『対面』またはオンラインによる『ZOOM』を必ず明記 (記入箇所は自由)
・自己アピール
最後の自己アピールですが、350~400文字という制限があるので注意しましょう。
では、具体的には何を書けばいいのでしょうか。
・芸人になりたい理由
・芸人になるための努力・能力について
・スクールjcaに合格した後の目標
というような、お笑い芸人を目指す意欲が伝わるアピールが書けるといいですね。
面接
この面接は書類選考通過者のみのオーディションです。
スクールjcaの面接は、対面またはオンラインによるZOOMの形式どちらか選択できます。
次に面接の内容についてですが、残念ながら詳細の情報はありません。
しかし基本的にお笑い養成所で行われるオーディションの面接は大差がないと考えられ、面接は対面・ZOOMの形式であってもグループ面接で持ち時間は数分と限られているのではないかと思われます。
そのため、ここからはオーディションで聞かれる質問を想定していきます。
・お笑い芸人を目指したきっかけ
・目標とする先輩
・スクールjcaを選んだ理由
このように質問を前もって考えておくと答えも準備できますよね。
また、持ちネタを用意した方がいいのか疑問があると思いますが必ずしも必要ありません。
けれども、スクールjcaの面接では1分間の自己PRの時間が設けられているようです。
持ちネタがない場合でも長所・特技・スキルなどコンパクトにまとめると、あなたの芸人の素質をアピールできるのではないでしょうか。
https://twitter.com/SchoolJCA/status/1024566191979778048
短い面接でたくさん質問をされると思いますが、どうしても芸人になりたいという熱意を伝えられるといいですね。
まとめ
スクールjcaをまとめると
・応募するには規定の出願書が必要
・学費は60万円で一括で納めなければならない
・卒業後に人力舎に所属できるかは実力次第
になります。
お笑い芸人として売れるには運も実力のうちといわれるほど厳しい世界ですが、たゆまぬ挑戦で夢に向かって前進できるといいですね。