俳優や女優を目指して、ユマニテのオーディションについて気になる方もいるのではないでしょうか。
また、ユマニテオーディションを目指すにあたって
「どんな内容なの?」
「評判はいいの?」
「合格するのは難しいの?」
といったお悩みをお持ちだと思います。
そのような方に向けてこの記事では、ユマニテオーディションに関する
・オーディションの内容
・オーディションの評判
・オーディションの合格率
といった内容について詳しく解説していきます。
ユマニテってどんな事務所?
ユマニテは1981年に設立された、歴史ある芸能事務所です。
所属しているのは、女優では安藤サクラさん、門脇麦さん、樋口可南子さん、俳優では東出昌大さん、井之脇海さんと、個性的な役者さんばかりです。
それというのも、事務所が理想とする俳優像として魅力×才能×人間力を掲げており、一般的に重要視されるであろう容姿やスタイルではないからです。
もちろん魅力には容姿やスタイルの良さも含まれるのかもしれませんが、HPを見る限り人としての魅力を一番重視しているように感じました。
ユマニテという言葉も、フランス語で人間の本性という意味を持っているので、社名からして想いがこもっていますよね。
そういった人材は中々いないのか、所属人数が全部で19人(その内の1人は研修生)という小規模な事務所ですが、所属者はみんな雰囲気のある個性的なメンバーとなっており、少数精鋭の事務所です。
ユマニテで行われているオーディション
ここでは
・オーディションの応募資格
・オーディションの申し込み方法
といった2つの内容について見ていきましょう。
オーディションの応募資格
ユマニテが応募資格として求めるのは12〜25歳の男女という一点のみです。
じゃあ誰でも応募できるのかというと、そうではありません。正確に言うと応募はできますが、受かる事はないでしょう。
何故なら、ユマニテは求めている人材について、HPで明言しているからです。
参考までに公式HPで掲載されている文章をご覧ください。
ユマニテでは
時代をになう新しい才能との出会いを待っています。
オンリーワンの人材であると同時に
人間としても人に愛され、
また人を大切にする人を私たちは待っています。
魅力×才能×人間力
これがユマニテの望む俳優像です。
それこそが「記憶に残る俳優への道」です。
引用:公式HP
実は公式HPはもちろんネット上でもあまり情報がないユマニテですが、人材についての要望だけは詳しく載せています。
このことから、ユマニテにとって人物像がいかに重要かがわかります。
こういった理念があるからこそ、個性的な俳優たちが集まっているのでしょうね。
オーディションの申し込み方法
ユマニテのオーディションの申し込みは郵送のみとなっています。
応募方法は
・オーディション応募用紙をダウンロードするか、履歴書に必要事項を記入
・未成年者は保護者の同意文を明記
・写真(全身・上半身で3ヶ月以内に撮影したもの)を同封
となっています。
応募時に必要な項目は氏名・住所・生年月日などの基本情報の他に以下の内容が問われます。
・身長と体重
・スリーサイズ(B.W.H)
・靴のサイズ
・視力
・出身地
・芸歴(芸能関係のレッスン、映画、TV、舞台、CMなどの出演経験)
・志望動機
・好きな映画、テレビ、舞台
・好きな芸能人
・好きな書籍、作家
・尊敬する人
・好きな言葉
好きな書籍や作家、好きな言葉などの項目から、オーディション参加者の内面や人間性を見ているのかなと感じますね。
また、人の内面を重視するユマニテなので、写真も素がわかるような物が良いと推測されます。間違っても加工したりせず、メイクもナチュラルメイクを心がけましょう。
なお、応募先はこちらになります。
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2-17-12 エナ代官山302
株式会社ユマニテ オーディション係
ユマニテのオーディションの評判は?
オーディションを受けるに当たって、評判の良し悪しは非常に気になるところですよね。
最初に言ってしまうと、ユマニテの評判は良いといえます。何故ならネットには
演技力のある実力派や個性派がずらりと並び、
映画やドラマ、舞台にと活躍しています。
また、近年は若手俳優の台頭が著しく、
さまざまな映画賞の受賞が相次いでいます。
安藤サクラさんに代表される、個性派の実力派俳優を多数輩出してきた「ユマニテ」。社長によるワークショップや、演出家を招いての丁寧な指導で知られます。
大河ドラマ『麒麟がくる』のヒロイン・駒を演じている門脇麦さん。『愛の渦』(2014年)の体当たり演技で注目され、着実にキャリアを積み重ねてきました。ちなみに、ユマニテは安藤さんもそうですが、ヌードも厭わない覚悟のある女優さんが多いようです。
引用:芸能事務所ノート
という好意的な評判が挙がっていたからです。まとめると
・実力派や個性派が所属し、映画やドラマ、舞台で活躍している
・若手俳優が台頭していて、様々な映画賞を受賞している
・社長によるワークショップや演出家を招くなど、丁寧な指導に定評がある
・作品のためならヌードになる覚悟のある女優さんが多い
といったことがわかります。このことからユマニテは役者魂のある実力者を育て、息の長い活動をさせてくれる事務所と言えます!
今も、話題のドラマ「ミステリと言う勿れ」でユマニテの女優さんである門田麦さんが大活躍されてますよね。
門脇麦“ライカ”に「しっくり来ちゃった」「ライカそのもの」、小日向文世の演技にも「さすがすぎ」の声…「ミステリと言う勿れ」5話https://t.co/Z91q44f4rs
— シネマカフェ/cinemacafe.net (@cinema_cafe) February 7, 2022
ユマニテオーディションの合格率
ユマニテのオーディションの合格率ですが、公式には発表されていないので正確にはわかりませんが、かなり難しいと予測されます。
まずは、参考までに大手芸能事務所が行っているオーディションの合格率をご紹介します。
オーディション名 | 合 格 率 |
ホリプロタレントスカウトキャラバン | 0.0025% |
国民的美少女コンテスト | 0.001248% |
すごい数字ですよね。一体どんな人が受かるのかと頭をかかえてしまいそうです。
「でも、テレビで放送するような有名オーディションよりはユマニテの方が応募人数が少ないから、合格しやすいんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれませんが、それは全く間違いです。なぜなら、上記のような有名オーディションでは、必ず合格者が出るからです。
テレビ放送する等、ショーとして大々的にやっておいて、該当者なしで全員不合格にする事はありません。
それに比べて、ユマニテのオーディションは大々的にやってテレビで放送する様なものではありません。
なので、合格するに足る人物がいなければ合格者なしでも全く問題ありません。
実際に所属人数の少なさが、難易度の高さを証明していると思いませんか?
ユマニテのオーディションに合格するのは、相当難しいと言えます。
ユマニテオーディションの審査方法
ユマニテの審査は
・書類審査
・面接
というシンプルな物になっています。
面接が1回で終わるのか、次があるのか、内容はなんなのか等、面接に関する情報は事務所は発表していません。
なので、ここでは一般的なオーディションの流れを参考としてご紹介します。
・書類審査
・一次面接
・二次面接
・最終審査
これは、かなり大々的なオーディションの例なので、二次審査が最終のところも多いです。
一次面接では、特技を披露したり、歌唱や演技を審査される事が多く、二次面接では更に難易度の高い演技を審査したり、カメラテストをやるところもあるようです。
ユマニテのオーディションの実際の内容はわかりませんが、俳優が所属している事務所なので、演技・歌唱・ダンスの審査はあるのではないでしょうか。
ユマニテが人間力を見るために、どのような要求をしてくるかはわかりませんが、履歴書に好きな映画や舞台、書籍等を書かせるくらいですから、そういう部分も掘り下げておきましょう!
また、ユマニテ所属の門脇麦さんは映画『愛の渦』のオーディションで裸になる必要があった時、男性監督の前で堂々と裸になり、映画出演をゲットしたそうです。
他の女優たちはバスタオル姿でオーディションを受け、泣きながら出ていく人もいたらしいので、門脇麦さんの覚悟や女優魂が別格だった事がわかります。
そんな女優や俳優がいる事務所に所属しようと思っているのですから、同じように強い気持ちでオーディションに臨んでくださいね!
まとめ
いかがだったでしょうか。今回の記事ではユマニテのオーディションについて解説してきました。
・ユマニテは個性的な実力者が揃う、少数精鋭の事務所
・求められているのは魅力×才能×人間力のある俳優で、オーディションは難関
・人間力や内面を磨く努力をし、強い心でオーディションに臨む必要がある
ユマニテは、所属できればワークショップ等できちんと育ててくれる事務所です。ユマニテに所属して、個性的で代わりのいない俳優さんになってくださいね。