華やかなテレビ業界でタレント活動をしてみたい、舞台や映画に出演できるような役者になりたいと芸能界を目指している方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ステッカーは、お笑いタレントの松嶋尚美さんや女優の清野菜名さんが所属をしている芸能プロダクションです。
そんなステッカーについて、
「評判はどうなのかな?」
「オーディションの内容が気になる」
「合格率はどのくらい?」
このような疑問をお持ちの方のために、この記事ではステッカーの
・評判
・オーディションの内容
・合格率
などについて解説します。
ステッカーってどんな事務所?
ステッカーは2007年に設立された芸能プロダクションです。
また、同じ芸能プロダクションのデンナーシステムズと2社でグループを構成しマネジメントは松竹と業務提携をしています。
元々は、松竹芸能に所属していたお笑いタレント松嶋尚美さんが退所を機に個人事務所として設立されたのが始まりです。
現在では、俳優の駿河太郎さんや女優の清野菜名さんをはじめタレント・役者が所属しています。
ステッカーの評判
これだけ有名なタレントや俳優・女優が所属をしているステッカーですが、どのように評価されているのでしょうか。
ここではステッカーの
・悪い評判
・良い評判
について説明します。
悪い評判
ステッカーは松嶋尚美さんや清野菜名さんが所属する事務所として知られていますが、他に在籍をしている俳優・女優については知名度が低いようです。
清野菜名って松嶋尚美の事務所の後輩、っていうので、ん?っておもったら、松嶋の個人事務所ステッカーってほかのタレントもいてるのか
— zakoba2zakoba (@zakoba2zakoba) August 24, 2014
ステッカーは松竹芸能の関連会社ということは分かっていますが、どういう関わり合いをしているのか見えず不可解に思われているようです。
「知っとこ!」をWikipediaで調べて知った!
鶴瓶さんの息子、駿河学クンの所属事務所が松竹じゃなく、松嶋尚美ちゃんのステッカーだということを。
多分松竹の下請け的な形にしてるんだろうけど、松嶋さん独立の時から不思議だった。— アマガミ森島ハルヒの都 (@dramaanime) February 28, 2015
良い評判
次にステッカーの良い評判です。
ステッカーは大きい芸能プロダクションとはいえませんが、役者やタレントのファンから支持されています。
・ステッカーのプロデュースによる舞台が公演されている
・女優の清野菜名さんの活躍によりステッカーのイメージが上昇している
・ステッカーに所属の役者が出演する舞台を応援するファンがいる
ステッカーのプロデュースによる舞台「コンプレックス★ステッカー」が公演され、高評を得ているようです。
『コンプレックス★ステッカー』は所属するタレント達で劇団ステッカーを旗揚げする話を、本当のステッカー所属タレント達が演じる芝居。最初は事務所タレントの宣伝的な芝居なのかと思っちゃいましたが、いやいや全然違いました。舞台が進むにつれ引き込まれ、清野菜名さんの件では泣いちゃいました。
— 市橋浩治・ENBU・ドローンアカデミー (@koji184) May 15, 2014
女優の清野菜名さんの活躍により、ステッカーといえば松嶋尚美さんというイメージが払拭できそうです。
清野菜名って最近よく見かけるけど、この子もステッカーの所属なのね。業態が拡大して「松嶋尚美の事務所」ではなくなってきたな。 https://t.co/OPSPCGAAIU
— Rise☆Up (@risestarup) December 2, 2018
ステッカーには名前が知られていない俳優・女優が所属していますが、舞台などで活躍する役者を応援するファンもいるようです。
https://twitter.com/pira19850308/status/1198223254286041088
ステッカーに入るには?
ステッカーに所属するには以下の方法があります。
・オーディション
・松竹系列の芸能養成所に入る
ここからは、この2点について解説していきます。
オーディション
ステッカーではどのようなオーディションが行われているのでしょうか。
・ステッカーの公式サイトで募集のオーディション
・オーディション情報を提供する掲載サイトからエントリーするオーディション
ここからは、上記のオーディションについて解説します。
公式サイトで募集のオーディション
ステッカーの公式サイトでの募集方法は郵送のみです。ステッカーへの持ち込み・メールは受付けていません。
※書類通過した方のみメールにて連絡があるので注意しましょう。
応募条件 | 22歳以下 |
応募方法 | 履歴書と写真(バストアップ・全身 各1枚) |
俳優・お笑いタレント・マルチタレントなどジャンルを問わず応募を受付けています。
引用:株式会社ステッカー
オーディション情報サイトからエントリーするオーディション
では、どんなオーディション情報サイトがあるのか見ていきましょう。
・Deview
・narrow
ここからは、ステッカーのオーディションを掲載しているサイトについて解説します。
Deview
オーディション情報サイト「Deview」では無料でアカウント登録ができますが、オーディション情報の閲覧やエントリーするには利用料金がかかります。
【冬の特別オーディション2022】
年齢 | 12~22歳 |
性別 | 不問 |
締切 | 2022.01.31 当日消印有効 |
引用:Deview
narrow
総合オーディションサイト「narrow」ではユーザーの登録・利用は全て無料です。
求める人材 |
年齢制限: 〜 22歳 22歳以下の男女 |
所属後の流れ | 1次審査:書類選考
2次審査:面接(複数回の場合もあります) 合格後、当事務所に所属して頂き、マネジメントを開始します。 |
備考 | 選考の合否に関するお問い合わせにはお答えすることができません。 |
担当者からメッセージ
育成においては個性を大切に、一人ひとりの能力や分野の適性に合わせたワークショップで力をつけて、オーディションを受けながら、直接現場で勉強してもらう方針です。
ジャンルを問わず、常に世の中に影響を与えるようなタレント性を持った若者との出会いを求めています。
引用:narrow
松竹系列の芸能養成所に入る
ステッカーは松竹と業務提携しており、芸能プロダクションの松竹芸能とは結びつきがあります。
そのため、松竹芸能が運営をする養成所に入ればステッカーに所属できるチャンスが巡ってくるかもしれません。
ここからは、上記で紹介した養成所について解説します。
松竹芸能養成所
松竹芸能養成所に入学をするためには、松竹芸能養成所の公式サイトでエントリーをする必要があります。
養成所には東京校 ・大阪校と2校あり、2校とも入所生を募集しています。
年齢制限があり、18歳以下は本人申し込み不可ですが親権者が代理人として申し込む事が定められています。
引用:松竹芸能
松竹芸能養成所に入学をするためには、一次選考から二次選考とオーディションを受けるのが必要不可欠で合格者のみ入学資格があります。
松竹エンタテイメント俳優養成所
松竹エンタテイメント俳優養成所に入学をするためには、松竹エンタテイメント俳優養成所の公式サイトでエントリーもしくは郵送で応募が可能です。
受験資格は、14歳~25歳の男女で特定のプロダクションやレコード会社・出版社と契約がない方となっています。
また、未成年者の方は保護者の同意書が必要です。
松竹エンタテイメント俳優養成所では未経験者歓迎としていますが、入学するためには一次選考から二次選考とオーディションを受けるのが必要不可欠で誰でも入れるわけではありません。
ステッカーのオーディション内容は?
ステッカーでは公式サイトや情報サイトでの募集がありますが、書類選考通過後に進むオーディションの詳しい情報がありませんでした。
ただし、大手芸能事務所が行っているオーディションの内容に違いがないと考えられます。
それでは対面によるオーディションの流れについて説明します。
・グループ面接
・個人面接
芸能事務所によって面接の形式は異なりますが、上記のような方法で面接が行われます。
では、面接官ではどのような質問されるのでしょうか。
オーディションでよく聞かれる質問
それではオーディションの面接でどういった質問をされるのか考えていきます。
・自己紹介
・実技披露
・志望動機
・芸能界で何をしたいのか
このように、あらかじめ質問される事柄を検討しながら回答を考えておくと当日に慌てずに済みますよね。
そこで、ステッカーのオーディション合格者のインタビューを参考に載せておきますね。
「夏の特別オーディション2020」をきっかけにステッカーに所属をした、角心菜さんのインタビューです。
最終面接にはほとんどのスタッフさんが参加して、たくさん質問してくださいました。皆さん優しく接してくださったので、リラックスして面接審査を受けることが出来ました。面接当日は少し寒い日だったんですが、待合室に案内されるとき“寒くない? 大丈夫?”って一番最初に私の体のことを気遣ってくださったのが印象に残っています
引用:Deview
角心菜さんがステッカーのオーディションを受けた時の印象から、スタッフの方が優しくてアットホームな雰囲気だったのが分かります。オーディション当日は落ち着いて臨めそうですね。
ステッカーの合格率
ステッカーでは合格率を発表していません。
しかしステッカーの合格率は0.01%ぐらいだと考えられます。
なぜなら、ステッカーのような有名タレント・俳優が在籍する大手芸能事務所の合格率が概ね0.01%と言われているからです。
合格率が低い理由として、ステッカーのタレント21名のうち
・9割のタレントが移籍を伴いステッカーに所属
・オーディションをきっかけに所属した新人タレントが1割
という点が挙げられます。
つまり、移籍を伴って所属をしたタレントが多くオーディションから所属をしたタレントが少ないといえます。
その新人タレントとして2020年度オーディションをきっかけに角心菜さんが所属しています。
ならびに、Deviewでのステッカーの募集は年度ごとに異なりますが
・2021年で9件
・2020年で8件
・2019年~2016年で4件
と比較的多いにも関わらずオーディションから所属したタレントは少なく稀ということが分かります。
オーディションの応募人数については、ステッカーのような大手芸能プロダクションということを加味すると10000人くらいだと思われます。
このため、合格率は0.01%と推測されます。
まとめ
ステッカーについてまとめると
・俳優・お笑いタレント・マルチタレントなどジャンルを問わず募集をしている
・ステッカーの育成は個性を大切に適性に合わせたワークショップが行われている
・ステッカーのプロデュースによる舞台が公演されている
になります。
ステッカーでは公式サイトにて応募の締め切りを設けず募集が行われています。
まずは応募から一歩踏み出してみませんか。
最初は勇気が必要かもしれませんが、大きな可能性への扉が開くかもしれません。